人は話を8割聞いてない!!「1分で話せ」伊藤羊一 要約してみる。

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人は自分の話を8割聞いてない!と言う前提を理解する

本の冒頭に出てくるショッキングな一文です。
人はこちらの20%しか話を聞いてません。

だからこそ、簡潔にわかるように1分で話す必要があります。
要約も簡潔にまとめてみます。

「話した後の”相手の”状態ゴール」を決める

・ゴールが「聞き手に理解してもらう」だけではダメ。
・自分の話に賛成or反対なのか?をはっきりさせる
・話す目的は「人に動いてもらう事」。だから、人には動いてもらってなんぼ。

相手に伝える前に確認すること

物事を伝える相手によっても、条件が違えば話す内容やレベルも変わってきます。


・伝える立場はどんな立場か?
上司、同僚ならば同じ業界の事は分かっているし、友達であれば全然知識が無い人向けの話し方になる。
・どういうことに興味を持っているのか
結果や成果を求める人にプロセスの話をしても仕方がない。
・話す側は何をゴール=相手にどう言うアクションをして欲しくて話しかけるのか?

ピラミッドストラクチャーでロジカルにストーリーを考える

ピラミッドストラクチャー

主張と根拠をピラミッドストラクチャーで揃えて話すことが短時間で分かりやすく伝える方法です。


・結論(●●は●である)
・根拠(なぜなら〜●だから)
根拠は3つ揃えるのが、本書のやり方だそうです。

図の一番下に書いた「ファクト」は、「例えば、こんな事実が実際に起きている」と言う根拠を実証するための事実です。ファクトレベルまで用意しておけば、相手もイメージしやすく聞いてもらうことができます。

3つ根拠を揃える理由としては、


・1つだと少ないと思われやすい
・3つと言う数は相手が聞いてすぐにイメージしやすい数である
からです。

注意点として、「根拠」と「結論」は意味が繋がっている(ロジカルである)必要があります。


聞き手が話を聞いていて直感で「それって、意味が通ってないのでは?」と思ってしまうと、それ以降の会話が耳に入ってきづらくなってしまいます。

簡潔に伝えるために不要な言葉を削る

「基本的には」「先に述べたように」「の観点で」「を念頭に」といった言葉。これらはよくついつい使ってしまいますが、短くシンプルに伝えるにはこれらもカットするべきです。なぜなら、人は「必要最低限の情報」しか求めていないから。

話が伝わらなくなる4つの話

以下の4つは話の中に織り交ぜないほうが良いです。

①頑張ったことプロセスを話す
これはやりがちです。


②気を遣いすぎる
これもよくやりがちです。


③自分の意見とは違うことを言う
これも・・・


④笑いを入れる(特にプレゼンの場合)
やりがち!!!

以上の4つは話し手がよかれと思って含めることがほとんどですが、
「話をシンプルにする」事を目的としたコミュニケーション上では無駄でしかありません。④などは、相手の心を掴んで自分の話に興味を持ってもらう、プレゼンの時などには使えますが・・・。

言葉もスライドも「スッキリ」が鉄則

スライドも同様、なるべく不要な言葉を記載せずに、伝えたい事がシンプルに伝わるようノイズとなるものは徹底的に排除してスッキリ見せることが重要です。

中学生でも理解できる「カンタン」な言葉しか使わない

著者がニュースの取材を受けた時、ついつい専門用語を多めに語ってしまったことがあったそうです。

その際に取材担当者に「中学生でも分かる言葉に直してもう一度話してください」と言われてしまいました。

広く大人子供が見るニュースでは、万人に伝わるよう、専門的な言葉は一般的に解釈しやすいワードに必ず直すのだそうです。

相手が「?」とならず聞くに徹することのできる簡単な言葉遣いを心がけましょう。

正しいことを言うだけでは人は動かない

ピラミッドを使い、ロジックを分かりやすく相手に説明しただけでは、なかなか動いてもらえません。

さらに大事なのは
→相手の頭の中に実際にイメージしてもらうこと
→ビジュアル見せる、例え話を入れること

頭の中にイメージして、取ってほしいアクションを明らかにする事ですぐに動いてもらえるようになります。

テクニック:「超一言」のキーワードを入れる

相手が聞いたときに一発で想起できるキーワードが「超一言」です。

うまく「超一言」で言い換えられそうなワードがあれば、積極的に使ってみてもいいと思います。

テクニック:「ライブでダイブ 」聴衆の心にはいりこむ

こちらはプレゼンで使えそうなテクニックです。まるでライブ会場でモッシュサークルにダイブするみたいな感覚で、スピーカー席から観客席に降りてみたり、聴衆と一体化する事で会場の熱を上げるやり方もあるようです。

人前で話す時の4ポイント

・視線はしっかり聞き手を見る
「自分に語りかけているんだ」と思ってもらう事で話に引き込みやすくなります。


・手振り多少さりげなく
淡々と抑揚のない話は聞いていて退屈になるため、ポイントごとにオーバーすぎない程度に入れてみましょう。


・声の出し方は、「相手と対話する」ように
自然な抑揚を出すには、自分が話している内容に基づいて、感情を込める事生まれます。

・間合いを作るー話の区切りで3秒ほど長く間を取る
トピックが切り替わる場面は、あえて間を置く事で聞き手も自然と「あ、今のでひと段落したんだな」と分かってもらいやすくなります。

上司に配慮しても遠慮はするな

「上司との対話の時は、お互いのピラミッドのすり合わせの作業である」と書いています。

お互いの思っている主張ピラミッド(結論と根拠)を見せ合い、差分を確認する事で、一緒により良いピラミッドを作って行くことができます。

一方的に言ったり言われたりすることなく、一緒に考えをまとめる工程を踏むことで、納得感もお互いに得られます。

会議のファシリテーション

先ほどの上司は1対1で自分と、上司のピラミッドのすり合わせ作業でしたが、多人数の会議では参加メンバー同士のピラミッドのすり合わせ作業になります。

かといって、皆が好き勝手話していてはすり合わせもへったくれもないので、

・必ず会議のゴールを決める
・この会議が終わるまでになにが決まってなくてはならないか?を確認する
・こちらが考えているピラミッドのハコ(結論と根拠となる情報)を提供し、メンバーにアイデアを出させる
・最後にまとめる
・結論を誘導しない
・事前準備を必ず行う

以上の点を注意して進めることで、会議のファシリテーションにもピラミッドストラクチャーが応用できます。

短く話す=要点だけを押さえること

「1分で話せ」と言うシンプルなタイトルの本でしたが、学びの多い良書でした。


特にロジカルと言う言葉の定義が「聞き手からみて、意味がつながっていること」というのが新鮮でした。


ロジカルに話すというととても難易度の高い所業に見えていたのですが、今回のようなピラミッドのフレームワークを用いる事で「言いたい事を、ささっと3つくらい要点だけを押さえてシンプルに話す」と置き換えることができました。

他、コミュニケーション関連の記事はこちら

仕事とプライベートで使い分けている「4つのコミュニケーションパターン」について

また、他にも色々と本のレビューをまとめていますのでよければこちらもどうぞ。

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